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ふくおか元気企業:データ復旧センター
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ふくおか元気企業
 
株式会社データ復旧センター藤井健太郎氏
藤:藤井健太郎  株式会社データ復旧センター代表取締役社長
学:学生インタビュアー NPO法人九州学生ネットワークWAN代表 指原沙織 +小倉慎太郎
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学: 創業の経緯について教えてください
藤: 18歳から大学に通う傍ら個人事業主として、名刺やポスター、パンフレットなど制作する仕事をしていました。当時は商店街の端から端まで自分で飛び込み営業をして仕事をいただき、自分で商品を作って、自分で納品する、というスタイルで行っていました。名刺の渡し方や、上座、下座についてなどのビジネスマナーについても日々の経験の中でお客様に教えていただいたようなものです。
あるとき、毎日いろいろなお客様とお話をしている中で、パソコントラブルの対応やホームページ作成などのニーズが高くなってきたことに気がつきました。そこでホームページ制作については自分で勉強し、パソコンのトラブルなどにも対応する、というサービスも行いました。大学卒業後は迷わず起業しました。

学: 起業には勇気が必要だったのではないですか?
藤: 勇気より以前に、大学に入ったからには何とか卒業しなければならなかったので、自分で稼いでいくしかありませんでした。18歳からずっと一人でやってきたので、この経験は「苦しいながらも、なんとかなる」という自信につながったのだと思います。

学: 社長になられて、仕事の中でうれしかったこと、つらかったことは?
藤: つらかったことは無いけど苦しいことはたくさんありました。会社を経営においてはお金と人は常に課題です。銀行に融資をお願いに行ったら、高額の担保を要求されるなどいろいろな悔しさや苦い経験をばねにがんばって会社を大きくしてきた、とも言えます。
でも一番つらかったのは起業をしたときに、周りに相談できる大人がいなかった、ということでした。だから自分は、常に起業を志す学生の近くで起業についての相談を受けられるような立場にいたいと思っています。
  うれしかったことは、自分達で思いついたアイデアやビジネスモデルが大企業に勝ったり、世の中に評価されたりすることでしょうか。創業間もないころに福岡県庁に飛び込んでいって「データ復旧において世界のトップ5の企業のどこかと独占契約をする自信がある」とアピールしたんです。 株式会社データ復旧センター
  お金もなく、マッチング力もなく、英語もしゃべれない僕のために、県庁の職員の方が一緒にアメリカに来てくださり、CEOの方との商談をセッティングしてくれて、契約を取り付けることができました。周りの方たちと協力をしながら、大きな会社との提携が実現し、ビジネスモデルを具現化して、世の中に認められるサービスとなるのはうれしいことです。

学: 御社がこだわっていること、力を入れていることは何ですか?
藤: 人の採用です。うちは考えていることを具現化して、提供して、世の中に認めてもらうことにこだわりをもっています。誰もやってない仕事、だれもやりたくない仕事、そういうものをあえてやっていきたい。データ復旧などはまさにそういう仕事です。データの復旧は危機的な状況になって初めて必要とされるものですし、外国では普及していても日本ではまだ高いサービスです。だから私たちはその技術を安く提供したいと思っています。

学: 昨年はアントレプレナー大賞も受賞されていますね。
藤: 毎年夢と目標を15個位書き出すのですが、その中に「全国的な経営の賞をとりたい」と書きました。達成期限が近づきつつあったけどまだ実現していないな、と思っていたときに、プレゼンでこの話をしたところ「まだ夢かなってないのですね。こんな賞があるのですが、出しませんか?」と言われて、後に引けなくなって出したんです。結果的に、目標を立てたときに設定した期限日に受賞をしました。目標を書いたり口に出す、ということも具現化するためには大事なことです。海外との友人を5人以上作る、海外との独占的な契約を1つ以上とるとか、具体的な数字を入れたものを作ります。そして、アメリカに行った時に、契約の夢も、友達を作る夢も同時に実現させればいいのです。もし、アメリカの1社に行って3人し友達ができなかったら、もう1社訪問すればいいというふうに常にそう心がけをしています。22歳の時、最初に立てたの夢は「蟹を食べる」でした。あの当時はとにかくお金がなく、蟹が食べられなかったから。でもそのときも期限までには実現させたんですよ。

学: では10年後はどのような目標を描いていらっしゃるのですか?
藤: DELLのようなグローバルで大きな会社になりたいですね。ビジネスモデルはみんなで考え、具現化していきます。でも私は天才ではないから、いっしょに夢を実現できる優秀な人材を集めたいですね。

学: これからのIT業界はどのようになると思いますか?
藤: ITは教育や農業などでは仕事の現場にインフラのように存在するものになると思います。「IT」という言葉が無くなるかもしれないですね。これからの時代は当たり前になければならないものが、きちんと注目されて、きちんと評価される時代です。人が伸びるために教育が必要だったり、ご飯食べるための農業だったり。教育ではサイバー大学などITは教育の基盤にIT技術が使われています。農業では国力の問題や外交など関係なく、食料を時給自足するために技術が必要になります。たとえば田んぼは、耕し続けなければ良いお米がとれなくて、1回土壌を傷めてしまうとそれで終わりなんです。でも、それをきちんとリカバリーできるテクノロジーが必要となります。ITはなくてはならない存在になるでしょう。

学: 御社が求めている人材像は?
藤: 情熱があってコミュニケーション能力があり、なんにでも飛び込める勇気がある人。あとは学習する能力を持ち、でもとりあえずやってみるという行動力がある人でしょうか。

学: 学生時代にしておくべきことは?
藤: 本をたくさん読むことです。月に10冊以上。22歳起業した後は、困ったら本を読んでいました。学生時代にもっと本を読んでおけばよかった、もっと知識をつけておけばよかった、とか会計の勉強とかをしておけばよかった、そうすれば、遠回りせずすんだのかもしれないと思いました。カテゴリは経営の本だけじゃ無くて、歴史でもいいのです。昔の日本がどうだったのか、世界はどうだったのか、などを知るもの良いと思います。人間は同じことを繰り返しているので、いずれはその知識がビジネスの現場でも役立つ事もあります。

学: 起業をしたい学生に対してメッセージをお願いします。
藤: チャレンジして欲しいです。でももっとハングリー精神がほしいですね。実際に親にお金をもらわずに学費を払う、家を出るなど、きちんと自立してから起業をすること。インキュベーション施設を使うよりも、苦労して、自分でアパートを1室借りる、など自分の足で立つ、ということに価値があると思うんです。自立してやっていく方がかっこいいと思います。 株式会社データ復旧センター

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会社情報
株式会社データ復旧センター
http://www.drivedata.jp/
〒810-0042 福岡県福岡市中央区赤坂1-10-17 しんくみ赤坂ビル6F
TEL:092-718-1400
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